髪付師 井上

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髪付師 井上

製作工程

京人形の作業工程

京人形の製作工程は各パーツごとに分業制となっているのが特徴です。分業化されることにより、それぞれが専門職として技法を成熟させ、京人形の品質を高めています。
また、「髪付師」は頭師から預かった「作品」を預かってする仕事です。分業制のなかで連携と信頼の気持ちも大切にしています。

京人形の作業工程

髪付師の作業工程

頭師から預かった美しい頭に、よりいっそうの表情を与える髪付師の手わざ。その作業工程もまた各工程に細分化されています。

髪付師の作業ムービー

ひな人形の髪型

大垂髪(おすべらかし)

大垂髪は江戸時代中期から明治時代初期まで用いられた髪型で、比較的新しい髪型です。
前髪を上げ、大きく張り出した両サイドの髪が特徴です。令和の新天皇即位の礼が執り行われた際に、皇后雅子さまがしていらっしゃった美しく雅な髪型です。ひな人形の髪型としても最も馴染み深いものです。

下げ髪・割り毛(垂髪:すいはつ)

平安時代の貴族の間で流行した日本古来の髪型とされています。
平安時代、長く黒い髪は女性の美と品格を代弁するものとされていました。長い髪をすべて後ろへ流し、わずかに垂らした両頬の毛を切りそろえた髪型です。
源氏物語や平安絵巻などでお馴染みの髪型で、江戸~明治時代のお雛様に用いられた気品のある髪型です。

お問い合わせ

人形の髪付に関するご質問や、メディア取材などお気軽にお問い合わせください。

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